MUKU-DATA  神代栃+レジン

木材倉庫のお客さんが作られたレジンテーブルを2週間ほど前から展示しています。
鳥海山神代栃の割れたり穴が開いている材にエポキシ樹脂を流し込み磨き上げる。
材の選定時には長く木の前に立って選んでいた姿が印象的です。
自然が作り出した曲線、割れ、ヒビ、裂けた割肌・・・
その材の前に佇みながら、じっくりとどう作るか?何色のレジンで仕上げるといいか?
木との対話を繰り返し想像しているのだと思います。
つい先日の日曜日も別な若い方3人が木材倉庫に訪ねてきてくれました。
30代、やはりリバーテーブル、ウッドレジンなど作っているそうです。
昨年も何名か作られている方に出会いましたが、
皆さん動機は海外サイトで目にして、
「カッコイイ!」「欲しい!」と心に響いた事がきっかけのようです。
作ってみたい、これならできるかも!と始まり
これがなかなか仕上げていくのが大変な工程なのです。
好きでなければできないでしょう。
共通項は木が好きな事、カッコイイものを作りたい事、欲しい事
動機はシンプルです。
好きだからこそ、またチャレンジし次の出来上がりにつながり
進化していきます。
オジサンは、このウッドレジンと「木という素地+」が
若者の心に響くんだなぁ・・・と
木の新たな可能性を感じたりします。
日本人には当たり前過ぎるほどの身近過ぎる木の素材、
当たり前過ぎて見えなくなり少し遠ざかってしまった材木
+レジンと掛け合わせる事で、新たな木の魅力が伝わるのかもしれません。
磨きに磨きあげ、キラキラと輝くレジン
これも皆さん共通ですが、
磨き終えた後にそのものをじっくりと見入ると話されています。
達成感でしょうか・・ 自らの磨きは頑張った分だけ
その輝きは自分に帰ってくるという事でしょう。
好きこそ続けられること、
何故やるの?
「好きだから。」
これに勝るものはないのではないでしょうか・・
30代のレジン系の方々は、
皆さん輝いていて嘘のない純粋な勢いを感じます。
今後に注目です!!

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